富士山麓医用機器開発エンジニア養成プログラム(略称:F-met(エフメット)Fuji Medical Engineer Training、以下F-met)の平成21年度の事業報告会が開かれました。



静岡県が全国でも医療関連製品の出荷額が1位あることや、県東部で推進されているファルマバレープロジェクトの推進を鑑み、同地域の中小製造業者様の医療業界への進出を支援することを主たる目的として平成21年10月よりスタートいたしました。
同事業は沼津高専、東海大学開発工学部、静岡県が文部科学省の補助事業にエントリーし、全国から数多く寄せられた事業提案の中から採択されたのみならず、県の地域再生計画ともあいまった優れた事業であると評価されたものです。
推進にあたっては沼津高専に同事業の事務局を設け、沼津高専の先生方や、東海大学開発工学部の先生方、あるいは大手医療関係企業の方々が講義ならびに、実技の指導を行います。
現在受講されているのは応募の中から選考された10社(10名)の方々で、技術者の方はもちろん、経営者の方自ら受講される方もおり、いずれも健康医療産業への進出を目標に掲げ、熱心に受講を続けられております。
本日の事業報告会では、沼津高専の柳下校長の挨拶に続き、基調講演として、協和医科ホールディングス株式会社の代表取締役社長でおられる池谷保彦様を講師に迎え、「販売側から見た医用機器業界の現状と課題」というテーマでご講演いただきました。外からではなかなか伺い知ることのできない業界の同行等について、生々しいお話をいただき、受講されている方々はもちろん、会場にお集まりいただいた皆様も大変な刺激を受けておられました。
基調講演に続いては、沼津高専の蓮実教授、フジファルマ株式会社の永田社長様、東海大学開発工学部の望月教授から、事業概要と事業報告が行われ、実際受講者の方々がどのような講義を受けているか、などについて詳しくお話いただきました。
報告会の最後には、目下受講されている方々3名にご登壇いただき、蓮実教授の仕切りのもとパネルディスカッションも行われました。
受講者の方々からは未知の領域への挑戦という不安はありながらも、講師陣の情熱的な指導のもと「教える側、教わる側」という関係に留まらない人の繋がりを得られたことへの感謝が語られ、非常に良い緊張感と温かさを持った展開がなされていることが伺われました。
また、この4月から参加される第二期の受講者の方々も同席され、本事業の内容がより一層明確になったことで満足され、気持ちをあらたにされておりました。
皆様もこの地域で行われているF-metに今後もご注目下さい。
■沼津高専 柳下校長先生のご挨拶
■協和医科ホールディングス(株)池谷社長による基調講演
■受講企業を交えたシンポジウム
